演じきれず

この前水族館に行ったときのこと、ヒトデに触れるふれあいコーナーがありました。
ムクムクとあふれ出る私の興味。ちょ、超触りたい・・・・
しかしちびっ子達で混んでいる。隣にいるのは気になる異性。ぐっと我慢。
しかし2回目に再びふれあいコーナー付近に来たところ、空いている!そして、彼は違う生き物に夢中になっている。チャーンスっ!神様ありがとう。
そっと彼のもとを離れ、ヒトデを捕まえようとするも水が深い。袖が濡れる。
これまでか・・いや、何がなんでも触ってやると思い、『そのヒトデ触ってもいい?』と、近くにいた小学生が手にしていたヒトデを譲り受ける。
わー反り返る反り返る。なんか触手が動いてるーっ!!すごいねー!!
と小学生相手に感動してしまった瞬間、ふと我に返り隣を見ると彼が距離を置いて立っている・・・

「さ、触ってみる・・?」
と聞いたところ、少し躊躇したのち恐る恐る人差し指一本で触った後、無言な彼。
はい。すみません。
怖がったり、手が汚れるから嫌だとか言ったりできなくてすみません。
だってヒトデ触りたいじゃーん。
それぐらい認めてくれよー