生まれました

数年前までは燻った大学院生、働きだしてからもしばらくは負け犬として存在していた私ですが、とうとう母親になりました。
というわけで、8月3日に男の子がうまれました。
よく鼻からスイカとか言うのを聞くので、てっきり赤ちゃんを産む瞬間が痛いのかと思ってましたが、そうではなく痛いのは陣痛でした。
経験したことのないような破壊的な下痢みたいな激しい腹痛が数分おきに襲ってきます。あまりの痛みに数分おきに大絶叫でした。そんな絶叫が数時間続くのです。
よく芸能人がブログなどで出産報告をする際に「○○時間で元気なベビーちゃんが生まれました」等と書いていますが、あれはあの痛みに○○時間耐えましたという、自分の頑張りを唯一数値化できる手段なのだということを知りました。
長い人だと2日とか3日とか陣痛が続くそうです。
そしてそんな中、私はといえば病院についてから3時間半で生まれてしまいました。
軽いだろだって？なめんじゃねー心底痛いわい。

今日で育児2週間目、すでに数回泣きました。
自分の時間は全く無いし、ゆっくり寝たいし、外にも出かけたいです。
それはもう心もだいぶ狭くなってきたような気がします。
旦那さんは育児に対しては平均以上に協力的だと思いますが、それでもなんか最近イラっとします。

数年前に生後1ヶ月ぐらいの子供が生まれた友達の家に遊びに行ったところ「私ばっかり世界が狭くなって行く気がして、なんか最近離婚したいって思うんだけど」と言っていたその友人の気持ちが分からんでもないような感じです。

妊娠・出産までは女性が担当するにしても、授乳ぐらい男の人もできればいいのに。と心から思う毎日です。
でも自分の息子はかわいいです。夜泣かなかったらもっとかわいいです。