セミナーがありましたとさ

今日は大学院につきもののセミナーの日でした。
セミナーとはなんぞや。
それは面倒くさくて眠たいものです。

名称に違いはあれども、だいたいどの研究室でもあるのが、論文を訳してプリントやらパワーポイントやらにまとめ直してプレゼンする「論文セミナー」と、自分の実験は今ここまで進んでますということを報告する「実験セミナー」だと思われます。

私の研究室もこの2つのセミナーに加えて、もうひとつ機器分析的なセミナーがあります。今のとこ頻度としては週2〜3回です。

なぜ面倒くさいか?
自分の実験にストライクな論文なら辞書もさほど使わず読めます。
でも、ちょっと離れた論文となると、実験手技がわからない・結果の解釈がわからない・グラフの見方がわからない・・・などなど問題は山積みです。
なんでただでさえわからないものが英語なんだよーと思わざるをえません。
そして、論文書いてる人が日本人だったりすると、『おいおい、おはしの国のひとだろー!髪は女の命ですよ!』と、もうわけがわからなくなります。

そして、プレゼン。そしてディスカッション。
なんですか?喧嘩してるんですか?っていうぐらいの言い合いになったりすることもあります。
普段は優しい先生も、研究者としての立場に立つとやはり異常に厳しいです。
みんな自分の実験が好きで、プライドをもってやっているので、ほんとに譲らない話し合いが延々と続くのです。
でも、質問とか議論とかって、やっぱりわかってないとできないんですよね。
すごい先生って、初めて実験の話してもすぐに「穴」をみつけちゃって、ここ聞かれたくないなっていうとこを見事についてくるのです。
やっぱり自分にはまだまだそんな風にディスカッションできなぁと思うと、もっと勉強せねばと思います。