国家試験

今日は空き時間がちょこちょこあるので、なんだかいっぱい日記を書いてしまっています。
さっき一緒に実験してた四年生が青本(薬剤師国家試験の問題集)を実験の合間に一生懸命やっていたので自分の二年前を思い出しました。

薬剤師国家試験の合格率は大体8割ぐらいです。
な〜んだ、じゃあほとんど受かるんだね。なんてよく言われますし、実際終わってしまえばそう思えたりもするんですが、当事者にとってはすっごいプレッシャーだったりします。

私は1浪してるので、受験勉強だけしてた時期が1年間あるんですが、その頃『大学に受からなかったら私って一体なんなんだろう・・・勉強が苦しい苦しい・・』と思ってましたが、国家試験と受験勉強なんて全く比較になりませんでした。

受験勉強って、範囲はほぼ確実に終わりますよね。科目も英語・数学・化学の三教科だけだったし(私立なので)。
でも、国家試験て終わりません。ほんっとにはてしない量です。
ほんとは『え〜ん、こんな量終わらないよ〜』って言って逃げ出したいとこですが、『できるできないじゃなくて、やるんだよ!!』みたいなかんじです。

そして、8割。これも、みんなが適当にやってる中でなら簡単な数字です。
でも、みんな必死になって勉強します。たぶん人生で一番勉強するんじゃないかっていうぐらい勉強するんです。

資格を見込んで採用された仕事であれば、不合格だった場合やめなければいけないこともありますし、かなり親のすねをかじらないと行けない学部なので、親にも顔向けができなくなってしまう・・・
などと、もう自分だけの問題ではなくなってしまうものです。

とにかく日々不安と勉強との戦いです。
薬学部に限らず、もし近くに国家試験を受験する友達がいたら『学生』というカテゴリーにいて、社会的に守られているといいながらも、かなりキツイ精神状態でがんばっているということを汲み取ってあげて下さい。

そして、国家試験を実際受ける人がいたら、あと半年、多少の無理をしてでも頑張ってください。
みなさんの頑張りが結果に結びつくことを心から願ってます☆