大学院生の恋愛事情

恋も仕事も充実してます!というのは意外と難しいものです。
私のいる環境では大学院生は女の子のほうが多いですが、恋人がいる人って結構少ない気がする。もともと付き合ってたまま続く人もいるし、別れてしまう人もいるし、新しく付き合う人もいるし、まぁそのへんは特に何ということはないです。
傾向としてみられるといえば『誰か頼る人がいないと生きていけないの』っていう子がほとんどいないということでしょうか。
大学院に入って半年も経てば『男といる時間があるならとりあえず眠らせてくれって感じだよね。』『優先順位つけていっても睡眠・食事・休息・・・で彼氏が全然でてこないんだけど』というように、みんなの生活の中から異性という感覚が抜けて行きます。すなわち自分が女であるということを忘れていくということなので、化粧が薄くなる、洋服のサイクルが早くなり3日に一回ぐらい同じ服を着るなんていうことが頻発してきます。
仮に合コンに誘われるということがあったとしても、その日何時に帰れるかということが自分の判断で決められないこともしばしば、帰ろうと思った2時間前とかに実験が入ったり、突然先生がディスカッション始めたりという障害が多いのです。
そしてそんな中、幸運にも間に合ったとする。でもその場合、私達が求めてしまうのは『研究室の香りがしない人達とふれあう』ということのみなのです。だから、そこにいるのが女だろうと男だろうとかまわないわけです。
だから誰も『女の自分を売る』という行為にでないため、とっても健全な飲み会になります。みんな単発で楽しければそれでいいため、繋がりをつくったりその後どうかなる人も皆無です。おそらく相手からしたら奇妙な集団だろうと思います。